ラバーの保護やラケットのメンテナンスに欠かせない、 卓球周辺小物の基礎知識 を徹底解説! 適切な道具を使って、 ラケットの性能を長持ちさせ、安定したプレーを実現しましょう。
🧼 ラバークリーナー

ラバーを長持ちさせるために必須!
ラバーの表面に付着したホコリや汚れを除去し、摩擦力を維持するために使用します。
主な種類
- ✅ 泡タイプ:伸ばしやすく、ふき取りもしやすい。乾きが早く、初心者におすすめ。
- ✅ ミストタイプ:裏ソフトだけでなく、表ソフトや粒高にも使用可能。グリップ感の復活に優れる。
🛡️ 保護シート

ラバーの劣化を防ぐアイテム
ラバーの表面を保護し、空気中のホコリや乾燥から守ります。適切な保護シートを使用することで、ラバーの寿命を延ばし、安定したプレーが可能になります。
主な種類
- ✅ 粘着タイプ:シート自体がベタベタしており、ラバーにしっかり密着。酸化防止効果が高いが、粘着部にゴミが付きやすい。
- ✅ 吸着タイプ:ベタつかず、ラバーに吸着する仕組み。汚れにくく、デザイン性にも優れるが、価格がやや高め。
- ✅ 非粘着タイプ:ラバー自体の粘着力を活かして貼るタイプ。安価で扱いやすいが、古くなったラバーには付きにくい場合がある。
- ✅ 袋型カバータイプ:ラケット全体をスポッと覆う方式。長期的に保護できるが、酸化防止効果は低め。
📏 サイドテープ

ラケットを守り、デザイン性も向上
サイドテープは、ラケットのエッジ部分を保護するために貼るテープで、衝撃を和らげる効果があります。
主な目的
- ✅ ラバーの剥がれ防止:特に初心者やバック面をよく使うプレーヤーにおすすめ。
- ✅ ラケットの側面保護:スイング時に卓球台のエッジにぶつかった際の破損を防ぐ。
主な種類
- ✅ 6mmサイドテープ:軽量で、板厚6mm以上のラケットに適している。
- ✅ 8mmサイドテープ:ラバーの剥がれを最小限に抑えつつ、軽量化も考慮。
- ✅ 10mmサイドテープ:しっかりとスポンジ部分までカバーし、剥がれ防止効果が高い。
- ✅ 12mmサイドテープ:ラバーとラケット両方を保護。ただし、幅が広すぎるとルール違反になる可能性がある。
🌀 接着剤

ラバー貼り替えに必須
ラバーをラケットに貼るための接着剤で、弾みや感覚にも影響を与えます。適切な接着剤を選ぶことで、プレーの安定性を向上させることができます。
主な種類
✅ トロトロ系(例:ファインジップ)
- 弾みを増したいプレーヤー向け。
- 均一に塗るのが難しく、ややコツがいる。
- 高粘度のため乾燥に時間がかかる。
✅ サラサラ系(例:フリーチャックII)
- 塗りやすく、均一に塗布できる。
- 乾燥が早いため作業しやすい。
- 接着力はトロトロ系よりやや弱め。
✅ 接着シート(例:チャックシートII)
- OXラバーなど、スポンジのないラバーに適している。
- 1回の使用でコストが高くつくが、接着力は非常に強い。
- 貼り替えが頻繁な人には不向き。
🏓 卓球ボール

卓球ボールの基礎知識
卓球ボールは、硬式ボールとラージボールの2種類に分類され、それぞれ特徴が異なります。
硬式ボール vs ラージボール
- ✅ 硬式ボール(40mm・2.7g):一般的な卓球試合で使用され、スピードと回転を重視。
- ✅ ラージボール(44mm・2.2〜2.4g):ラリーが続きやすく、シニア層にも人気がある。
ボールの歴史
- ✅ 2000年に硬式ボールのサイズが38mmから40mmに変更。
→ 視認性向上、ラリーが続きやすくなり、競技人口の拡大に貢献。 - ✅ 2015年に硬式ボールの素材がセルロイドからプラスチックへ変更。
→ 耐熱性や耐久性が向上し、エキサイティングな試合展開が可能に。 - ✅ 1990年代に硬式ボールの色が一時オレンジに変更。
→ 40mmへの変更後は再び白が主流に。
主な種類
- ✅ 試合球(3スター):公認試合で使用可。弾みや耐久性が厳格に検査された高品質なボール。
- ✅ 練習球(1〜2スター):試合球に近い打球感ながら、コストが抑えられている。